時間に余裕を持って3ヶ月かけて合格した勉強方法
試験問題は基本的にテキストの中から出題されます。(1級はテキスト以外からも出されます)
受験勉強は基本的に公式テキストを完璧に覚えたならほぼ間違いなく合格するでしょう。
しかし、公式テキストのボリュームは見ていただければわかりますが、ハンパないです。もしも時間がたっぷりあるのなら何度も何度も公式テキストを読み込んで覚えるのがいいですが、その方法だとなかなか要点もまとまらずにダラダラ読んでいるだけ、ということになりかねません。
ここで紹介している学習方法は時間に余裕を持たせてあります。時間をもっと詰めればさらに短縮は可能だと思います。
時間を決めて効率よく学習することで、比較的短期間の学習でも合格できるレベルまでなれます。
また、医療系や建築系の経験があればもっと時間は短縮できるでしょう。
わたしの学習方法
わたしの場合、受験を決めてから試験日までは3ヶ月ほど残っていました。
知らない専門用語が多かったのでとにかく勉強は用語の暗記も合わせて勉強することでした。
わたしの学習前の最大の問題点
初めて聞く言葉が非常に多かったことです。医療福祉や建築関係の知識がほとんどないわたしにとってはそこがネックになりました。
なのでまず言葉も覚えながら進めていかなければならなかったのです。
逆に言えば、その分野で仕事されてる方にとっては聞き覚えのある言葉が多い分理解も早くでき、学習時間の節約にもなるでしょう。
わたしの学習で使用した教材
@公式テキスト
A市販の速習レッスン教材
B市販の過去問題集
以上の3つです。
@の公式テキストは少々値段は張りますがやはり持っておいたほうがいいでしょう。
Aの速習レッスンは公式テキストに対応したものが売られているのでそれを使いました。これはテキストの内容をかなり凝縮したうえ、さらに要点もまとめられており、最低限のボリュームにまとめられてるので、効率がよかったです。
Bの過去問題集も公式テキストに対応してるものを使いました。問題形式に慣れる意味でも過去問題集は利用したほうがいいと思います。
わたしの学習の進め方
はじめに速習レッスンの教材だけに手をつけていきました。この教材は福祉(1〜5章)、医療(1〜3章)、建築(1〜3章)、用具(1〜2章)の4分野に分かれており、トータルで13章の構成です。
1日の勉強時間は1章/13章だけをやっていき、少ない章でも1日の勉強はそこまで、という感じです。しかし、その章の内容は言葉から全部完璧に覚える勢いでやっていきました。そうすると速習レッスンは13日で一通り学習できることになります。
しかし、一通りだけではもちろん忘れることもあるし、完璧に覚えきれていませんでした。
そこで、もう1回同じ方法で、同じように1日1章づつやっていきます。ここまで26日間で2周学習できたことになります。
2回やってみると、そこそこ覚えてくるのですが、やはりまだ完璧ではありません。なのでダメ押しの3回めへ突入。
3回めの学習からは過去問題集も併用していきます。速習レッスンで福祉を3回めまで終わったら、福祉の部分の過去問、医療まで終わったら医療の部分の過去問とい感じで進めていきます。
この3回めの学習までにだいたい2ヶ月くらいかけました。
いよいよ受験まで残り1ヶ月ころからようやく公式テキストを使い始めます。
速習レッスンはあくまでもテキストの最低限度の知識レバルでしかありません。それ以外をテキストで補っていきます。
速習レッスンで出てきた内容について書かれている部分をテキストで確認していきます。すると速習レッスンでは出てこなかった事柄が載ってたりしますので、そこをさらに詰めていくといことです。
実際試験では速習レッスンでは出てなかったところも出題してるので、そのためにも最後までテキストで部分的にでも詰めていくことが肝心です。
以上の方法がわたしの2級受験時の勉強方法ですが、もちろんこの限りではありません。
得意なとこはサラッとこなして、苦手なところに時間をかける、といったことも必要になってくるかと思います。
大切なのは少ない受験勉強時間をいかに効率よく学習できるかどうかという観点から、時間配分と学習計画は学習前にしっかり立てておくことをおすすめします。